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自分が、心身共にリラックスできる時間と場所を考えて見るのも1つの方法です。
何度やってもセックスが上手く行かない人は、過度の緊張状態にあることが多く、リラックスすることで成功する場合があるのです。


緊張状態にあるときには、交感神経が優位に働くので勃起は起こりにくくなります。
逆にリラックスしてる時には、副交感神経が優位になり、勃起しやすくなります。
リラックスできる環境は人それぞれですから、自分なりにリラックスできる時間や場所を一度を考えてみてください。




リラックスできる時間、タイミング


金曜日や土曜日の夜など、明日が休みだという時が一番リラックスできるというのが多いようです。
その辺りはそれぞれの好みに合わせて欲しいです。


排卵日に合わせてセックスするようになってから、インポテンツ(インポ)の症状が出始めた人もいるようです。セックスをさせられるという意識が強く、緊張の度合いが強くなったために、ED(勃起障害、インポテンス)が起きたと考えられます。


セックスは、やりたいときにやるのが一番大切です


リラックスできる場所


旅行に行くなどなどして、少し雰囲気を変えてみるのもいいかもしれません。それに、旅行に行けなくても、ホテルに行ってみるだけでも、雰囲気は変わります。




いづれにしても、こうした工夫をしてセックスが上手く行けばそれが自信になって、以後上手く行くかもしれません。



◆ED(インポテンツ、インポ、勃起障害)の対症療法から根本治療


ED(インポテンツ、インポ、勃起障害)の主な治療法は、4つあります。それぞれの内容をご説明させていただきます。




1、精神療法


心理的ストレスを取り除くのがインポテンツ・インポ克服の最大の目的になります。心理的ストレスの原因となる、様々な不安の形態については、すでに性反応三相分類で紹介しました。不安要因を解消するのは、長期間を必要とするケースがありますが、その際に性のパートナーと一緒にカウンセリングを受けると、回復も早くなります。


パートナーと行う代表的な精神療法として「ノン・エレクト法」があります。勃起させようと懸命になってる本人やパートナーの不安感と緊張感を、あえて「勃起させなくてもよいから」と指示することで、精神的な重圧から開放し、男性器の感覚トレーニングを行うものです。


大切なことは、「絶対に勃起させようと決して考えない」ことです。ペニスの皮膚感覚は半勃起状態の時が最も敏感で、平常時がそれに次、完全勃起時が一番鈍感である事を理解し、あくまでもパートナーとの性器の接触や不完全な勃起状態の陰茎を膣に挿入するだけで済ませます。


目的はパートナーとの温かい接触で勃起不全の重圧感から解放されることにあるので、途中で勃起するようなら中止して再挿入する位の気持ちで実施します。この方法による改善率8割を越える位に画期的であると言われています。




2、薬物療法


器質性のED(勃起障害、インポテンツ、インポ)に対処する治療法です。
塩酸パパベリンやプロスタグランジンなどの血管拡張剤を陰茎海綿体に注射する方法が一般的です。


ホルモン関係の障害が原因の場合は、男性ホルモンを注射します。持続時間が30分~3時間ほどなので、注射は直前に行う必要がありますが、医療行為としての注射は医師や看護師以外には行えないことになっているので、便宜性に欠けるところがあります。


経口投与できる特効薬としてバイアグラがありますが、別のページで詳しくご紹介します。




3、物理療法
ed200.gif
(筒の中に陰茎を挿入し、ポンプ(A)で筒内を陰圧にし陰茎が勃起したら陰茎絞扼リング(B)で陰茎根部締め、筒をはずして性交をする。)


主として器質性の勃起障害に対して行われます。
例えば、真空式の補助具に陰茎を差し込んで勃起状態を作り出す「陰圧式勃起補助具」などがあります。陰茎の付け根にリングなどをはめて勃起を持続させる方法もあります。厚生労働省の認可を受けているものなど、きちんとした品質のものを使うようにします。




4、手術療法


最終的な手段である手術療法は、たとえばシリコン性の支柱を陰茎に埋め込む方法です。
ただし、この場合は本人の性感その物は高まる事はなく、あくまでもパートナーの為の治療法であり、手術を受ける本人がその事でその事で満足できるかどうかを、手術前に確認しておくことが大切です。


◆問診


ご案内しております、「国際勃起機能スコア5」で問診される医師もいます。


ED(インポテンツ、インポ、勃起障害)に関して
「性欲の程度」「勃起状態」などに関する質問もあります。
それに加えて、かなり立ち入った事を聞かれることもあります。
例えば「セックスの時に射精はあるか」「マスターベーションの頻度」「朝立ちの程度」「過去の性的な経験」といった質問をされることがあります。


それ以外にも、これまでかかった病気や合併症、現在治療中の病気、使っている薬については必ず聞かれます。
使用中の薬をチェックする事は、薬剤性のED(勃起障害、インポテンツ、インポ)かどうかを診断する時にも役立ちますし、バイヤグラ以外の薬を処方する際にも、のみ合わせのチェックができます。
ですから診察の際には、ぜひ、今のんでいる薬を持参するほうが良いです。


もう一つ、できれば診察にはパートナーを同伴した方がいいです。
男性側だけの話よりも、パートナー側の話を聞いた方が、より状況がわかる場合がありますし、ED(勃起障害、インポテンス、インポ)の治療には、パートナーの理解と協力が不可欠だからです。




◆血液・生化学検査、尿検査、内分泌検査


血液・生化学検査では、総コレステロール、腎・肝機能障害の有無、高脂血症かどうかなどを調べます。


内分泌検査では、脳下垂体から分泌される黄体化ホルモンやプロラクチン、睾丸から分泌されるテストステロンなどの量を調べ、内分泌性勃起障害か否かを調べます。




◆身体所見


陰茎(ペニス)の形状など、睾丸、前立腺の診察を中心に行いますが、直腸診が行われる場合もあります。
直腸診は、医師が、患者さんの直腸に指を入れ、一方の手で亀頭を触って刺激して、肛門括約筋の収縮の有無やその程度を調べる検査です。
正常ならば、肛門括約筋が収縮しますが、神経性勃起障害の場合は、神経が障害されて刺激を伝えないので肛門括約筋の収縮が起こりません。
もっとも、早朝勃起やマスターベーションが普通に行われていれば、神経に異常はないと考えられます。


また、脚の動脈拍動も調べます。血管性(動脈性)勃起障害があるか否かを調べる検査です。


心因性勃起障害が疑われる場合には、心理テストを行うことがあります。




◆夜間陰茎勃起現象(NPT)の測定

健康な男性や機能性勃起障害の人は、夜間睡眠中でも、レム睡眠期(夢を見ている状態)に合わせて4~5回勃起しています。


寝ていますから、本人は気づかないと思いますが、1回当たり20~30分です。この現象をNPTといいます。
NPT測定には、巻尺のようなリングを使います。
寝る前に、陰茎にリングを巻きます。このリングは勃起すると、それに合わせて広がり、陰茎の太さを測定できるようになっています。
この測定は、初診時に渡されますから、再診時に結果をお知らせできます。
この測定で、異常が見られた場合には、器質性勃起障害を疑う必要があります。



※以上に記載する検査は、初診の患者さん全員に行う物ではありません



◆インポ(インポテンツ、ED、勃起障害)の診断の国際基準


「国際勃起機能スコア5」というもので、名前の通り、ED(勃起障害、インポテンツ、インポ)を診断する上での国際基準です。


最近6ヶ月間の性生活を振り返って、答えて見てください。
5項目全て答えて、それを合計します。
もし、合計が21点以下の場合には、「ED(勃起障害、インポ、インポテンツ)の疑いがある」とされています。


ただ21点を上回っているから、治療の必要はないというわけではありません。
たとえ21点を上回っていても、今の性生活の状態に満足していない、もっとアクティブに性生活を送りたい、と考えているでしたら、その場合は治療の対象になります。


このスコアはあくまでも、自分の症状をチェックする時の目安と考えて下さい。





国際勃起機能スコア5


最近6ヶ月で
1、勃起を維持する自信の程度はどれ位ありましたか?


非常に低い・・1 / 低い・・2 / 普通・・3 / 高い・・4 / 非常に高い・・5




2、性的刺激による勃起の場合、
  何回挿入可能な勃起の硬さになりましたか?


性的刺激一度もなし・・0 / 全くなし、またはほとんどなし・・1 / たまに(半分よりかなり下回る回数)・・2 / 時々(半分くらい)・・3 / おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数)・・4 / 毎回・またはほぼ毎回・・5




3、性交中、挿入後何回勃起を維持する事ができましたか?


性交の試み一度もなし・・0 / 全くなし、またはほとんどなし・・1 / たまに(半分よりかなり下回る回数)・・2 / 時々(半分くらい)・・3 / おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数)・・4 / 毎回・またはほぼ毎回・・5




4、性交中、性交を終了するまで勃起を維持するのは
  どれ位困難でしたか?


性交の試み一度もなし・・0 / ほとんど困難・・1 / かなり困難・・2 / 困難・・3 / やや困難・・4 / 困難でない・・5




5、性交を試みたとき、何回満足に性交ができましたか?


性交の試み一度もなし・・0 / 全くなし、またはほとんどなし・・1 / たまに(半分よりかなり下回る回数)・・2 / 時々(半分くらい)・・3 / おおかた毎回(半分よりかなり上回る回数)・・4 / 毎回・またはほぼ毎回・・5




最後に、合計点数を出す




◆ED(インポテンツ、インポ、勃起障害)以外の性機能症状


性欲低下
性交をする気が起こらない。
多くの男性更年期障害の患者さんは、身体症状や精神症状が強く、性交をする気も起こらない、考える事もないといいます。





射精障害
勃起はできても、膣内で射精ができない、すぐに出してしまう早漏、逆に射精するまでにとても時間がかかる遅漏など、色々な種類の射精障害。




オーガズム障害
なんとかフィニッシュにまで達して射精をしても、若い頃のように勢いよく射精が出来ず、充実感が得られないオーガズム障害。



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