2ntブログ
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
◆インポ治療(インポテンツ、ED、、勃起障害)でのバイアグラの副作用


こんな症状
「頭痛」「顔のほてり」「鼻が詰まった感じになる」。
これらの副作用は、バイヤグラが血管にも分布する平滑筋を弛緩させるから起こります。
お酒を飲んだ時もこれとよく似た状態になりますが、それはアルコールにも平滑筋を弛緩させる働きがあるからです。
ただし、誤解のないように記しておきますが、バイヤグラにはアルコールは含まれてません。


それ以外にもこんな症状
それ以外にも、「気分が悪くなる」、「消化不良」、「一時的に光に敏感になったり、色が変化して見える、目がかすむ」などの症状が現れる場合があります。


注意点
これ以外にも副作用はありますので、医師や薬剤師から渡される注意書きをよく読んでください。


そして、もし何か異変を感じたらバイヤグラの服用を中止し、医師か薬剤師にすぐ相談するようにして下さい。


バイアグラを飲んでいても、セックスを終え、性的刺激がなくなると、通常、陰茎(ペニス)は元の状態に戻ります。
もし、勃起した状態が4時間も続く場合には、一刻も早く受診する必要があります。


◆バイヤグラの効果的な飲み方


空腹時
必ず空腹時に飲んでください。空腹時とは、食後4時間以上たってからのことです。
また、薬の効き目が現れるのは服用1時間後です。


性的興奮
単に飲むだけでは、勃起しません。
性器に触るなどして性的な興奮を起こすことが不可欠です。




◆バイヤグラはずっと飲み続けなければいけないか?


ED治療(インポテンス、インポ、勃起不全)にバイヤグラは効果があるが、皆さん不安も感じていらっしゃる方が多いようです。


それはこの先、ずっとバイヤグラを飲み続けなければいけないのかという事です。


ED(インポ、インポテンツ、勃起障害)の多くの原因は心因的なものですから、バイヤグラはあくまでもきっかけ作りなのです。
陰茎などに問題がなければ、自信が出来てくれば、バイヤグラはいらなくなるはずです。



バイアグラの効果


インポテンツ・インポのED治療で、今最も使用頻度の高いのは、バイアグラです。


バイアグラの出現によって、インポテンツ・インポ(勃起障害)治療現場大きくかわりました。
全体の70~80%の患者さんは、バイヤグラを飲んで改善するからです。


製薬会社のデータでは、糖尿病や脊髄損傷、前立腺手術などで勃起障害になった男性の3分の2に効果があったと言われています。


しかし、勃起のメカニズムに関係する神経系や各器官のうち、どの部分が障害をうけているかにより、バイヤグラでも効果が期待出来ないケースもあります。それだけでなく副作用もあります。
特に、心臓病や糖尿病による動脈硬化症の患者さんには致命的な副作用の危険性があります。



バイアグラの効果のメカニズム


服用する際には医師の処方により、万全の注意を払う必要があります。
ここで、バイヤグラがどのようにして勃起メカニズムに関与しているかを、ご説明します。


勃起は、最終的に陰茎海綿体に血液が充満して起こります。
海綿体の働きを調整しているのは海綿体神経です。この神経には勃起を促す信号物質と、勃起を鎮める信号物質があります。


勃起を促す物質がアセチルコリンや一酸化窒素(NO)などです。
バイアグラ(一般名シルデナフィル)は一酸化窒素の働きで増加した海綿体のなかの血流を増やして勃起状態を保つ物質(CGMP)を分解するホスホジエステラーゼ5という酵素の働きを阻害します。
その結果、CGMPが長く分解されず、勃起状態が維持されるというわけです。


もともと、降圧剤として開発している過程で副作用として勃起がおこることが、この薬の発見のきっかけでした。


従って、血管拡張剤であるニトログリセリンを常用している心臓病の患者さんは、相乗効果によって急激な血圧降下を招く危険性があります。
また糖尿病による動脈硬化症の患者さんや高血圧気味で心臓の働きが低下している60歳以上の高齢者が安易に服用すると心筋梗塞などを起こしやすく危険です。




バイヤグラの値段


このようなことから、医師の指導を受けながら、服用する要処方薬として承認されているわけですが、医療保険適応外の薬であるために、25ミリグラムが1錠1100円、50ミリグラムが1錠1300円位。


また、心臓病のチェックをする心電図検査や動脈硬化症のチェックのための血液検査など処方前検査も保険外では数万円かかります。


使用にあたっては必ず医師と相談し、正しい診断をうけた上で、処方してもらいます。
海外ツアーやインターネット販売などで入手することはできますが、自分勝手な判断や興味本位による服用は絶対にやめるべきです。


※バイアグラは、必要なときの30分~1時間前に飲めばいいだけで、常に飲み続ける必要もない。1錠で4時間は十分に効果が持続する。


◆手術によるED治療(インポテンツ、インポ、勃起障害)


血行再建手術


骨盤内手術や事故などによって、陰茎(ペニス)に流入する動脈が閉塞している場合などには、取っても差し支えない血管でバイパスを作る手術を行います。
手術にかかる時間は、約4時間。ただし、50歳以上の人や、糖尿病や高血圧症などで血管状態のよくない人は受けられません。



静脈結紮(けっさつ)手術


陰茎(ペニス)の静脈から血液が漏れている場合には、これらの静脈を縛って止める手術を行いますが、1~2年で再発することがよくあります。




陰茎プロステーシス移植術


ED(インポテンツ、インポ、勃起障害)の、器質性勃起障害で、他の治療方法によって十分な効果が得られない場合に、陰茎(ペニス)適切な硬度を与えて性交を可能にすることを目的にした、陰茎プロステーシス移植術が行われることがあります。陰茎内にプロステーシスと呼ばれる支柱のようなものを埋め込む方法です。
しかし、器質性勃起障害には、陰圧式勃起補助具で効果が得られることが多く、また手術に伴う体にかかる負担も少なくないため、最近では、陰茎プロステーシス移植術はあまり行われなくなって来ました。


性腺刺激ホルモン療法でのED(インポテンツ、インポ、勃起障害)治療


男性ホルモンが不足すると、勃起や射精などの性行動を促進させるドーパミンが増えない事などにより、完全に勃起しない現象が起きる可能性がある。
こういう人には、男性ホルモン補充療法、もしくはそれ以外のホルモン療法を行います。
すると、非常に良く効きます。


しかし、男性ホルモン補充療法を行うと精子を作り出す機能(造精機能)の低下を招く危険性がありますので、若い方や、これから子どもを作ることのある方には、あまりオススメはできません。


そういう場合には、脳下垂体から分泌される性腺刺激ホルモンを筋肉注射します。
その刺激によって睾丸から男性ホルモンを分泌させようというわけです。
このED(インポテンツ、インポ、勃起障害)治療を週1回のペースで行います。


ちなみに、性腺刺激ホルモンは健康保険が適用されます。


ただ、ホルモン薬を使って治療する場合に共通して必要な注意があります。
肝機能障害を起こす恐れがあることです。ですから、肝機能検査は数ヶ月に1回は必ず受けるようにして下さい。
また、前立腺肥大がある人は、このホルモン療法によって悪化させる事があります。


子どもを作らないという方は、注射を男性ホルモンに切り換えてもかまいません。



男性ホルモン補充でのED治療(インポ、インポテンツ、勃起障害)


睾丸そのものに問題があったら、性腺刺激ホルモンは効きません。
その場合は、男性ホルモンを直接補充するED(インポテンス、インポ、勃起不全)治療を行うことになります。


男性ホルモンの場合は、2週間に1回の筋肉注射です。
ちなみに健康保険が適用されます。
性腺刺激ホルモンによる治療のときと同様に、肝機能のチェックは数ヶ月に1回受けてください。


飲むタイプの男性ホルモン製剤はあるのですが、これは肝機能障害の副作用が強くお勧めできません。


ED(インポテンツ、インポ、勃起障害)治療にバイアグラを使うのが嫌な人、あるいは効かない患者さんは、全体の約20~30%です。


陰圧式勃起補助具
ed200.gif
筒の中に陰茎を挿入し、ポンプ(A)で筒内を陰圧にし陰茎が勃起したら陰茎絞扼リング(B)で陰茎根部締め、筒をはずして性交する。


使う際に一番難しいのは、シリンダーをピッタリ皮膚につける事です。そうしないと陰圧がかかりません。
動式の場合、片手でシリンダーを固定しながら、もう片方の手で空気を抜く操作をしなければならないので、パートナーに手伝ってもらうとより上手く行きます。


この器具でのセックス経験者は、「あれよあれよという間に勃起する」という表現がぴったりだそうです。




ただ、陰圧式勃起補助具の問題点もいくつかあります。
●途中でセックスを中断する形になるので、ムードが損なわれる。


●締め付けバンドをつけるため、陰茎の痛みや不快感がある。またバンドの圧迫のため、射精の時に不快感が残る。


●これは、女性側の感想ですが、「陰茎(ペニス)が少し冷たかった」という声はあるようです。通常の勃起状態の時は、非勃起状態の時よりも血流量がやや多い状態と言われています。ところが陰圧式勃起補助具で勃起させ、ゴムバンドを陰茎(ペニス)の根本に装着した場合は、非勃起時よりも動脈血流量は減少すると思われます。そのため陰茎(ペニス)が冷たく感じるのでしょう。




陰圧式勃起補助具を使えない人


絶対に使えない人は
・出血性の素因を持つ患者さん
・持続勃起の危険がある白血病
・多発性骨髄腫
・鎌状赤血球貧血


使用に注意を要する人は
・陰茎の近くの神経が鈍くなってる人
・アルコールや薬物依存症


※この器具を使う時の注意点として、「勃起状態を30分以上続けないこと」です。それを、オーバーすると、海綿体組織に悪影響を与えます。




陰圧式勃起補助具が適してる人


糖尿病で末梢神経障害が現れたり、交通事故などで脊髄が損傷された「器質性勃起障害」の患者さんにも効果が大きいです。また、「血管性勃起障害」の患者さんにも適しています。



>>次のページ